本書は、地球の未来を私たちの手で創造しようとするすべての人々への招待状です。地球とすべての生命との共生を私たち一人ひとりの責任として捉え、日常生活で実践することを呼びかけます。著者の李承憲氏は、より良い未来のためには快適さや個人の利益を超え、全体の善を優先する意識改革が必要だと説きます。具体的なアクションを通じ、地球市民としての生き方を提案するこの一冊は、気候危機の時代における「新人類」への道標です。
2024年10月31日、一指 李承憲氏の新著『新人類がやってくる』が日本で発刊されました。本書は、昨年韓国とアメリカで発売された『新人類がやってくる』の日本語版であり、地球の危機的状況に向き合い、新たな意識で未来を共に創る共生する人類「ホモ・コイグジスタンス」への道を示す一冊です。
今、地球が私たちに求めていること
気候変動、生態系の崩壊、国際紛争、感染症の広がり――私たちは、これまでにない危機に直面しています。李承憲氏は、このような時代だからこそ、私たちは「新人類」として再び生まれ変わり、地球との共生を最優先に考えることが必要であると強調します。
「私たちは、人生の中で自分たちの選択によって地球の状態や人類の生活が完全に変わるのを目撃する最初の世代となるでしょう」と、李承憲氏は述べています。不確実性と急速な変化に満ちた世界で、地球と人類の健康を守るためには、今こそ大きな行動が求められています。
「ニューヒューマニティ宣言」地球市民への招待状
本書の核となるのは、李承憲氏が提唱する「ニューヒューマニティ宣言」です。この宣言は、地球の健康とすべての生命との共生を私たち一人ひとりの責任として捉え、日常生活の中で実践することを呼びかけています。
「私たちは、これまでとは違う、より良い未来を望むなら、考え方と行動を変えなければなりません。快適さや個人の利益を犠牲にしてでも、全体の善を優先することが必要です」と李承憲氏は語ります。本書では、共生を実践するための具体的なツールや日常でできるアクションを提供し、地球市民としての生き方を提案しています。
私たちができること
気候変動や環境破壊に対する危機感が広がる中で、本書は現代の地球市民にとっての必読書です。私たちがいかにして意識を変え、地球との共生を日々の生活の中で実践していくかを示しています。『新人類がやってくる』は、地球の未来を私たちの手で創造しようとするすべての人々への招待状です。
目次
はじめに
- 新人類の誕生を待ち望む
- 第１章
- なぜ新人類なのか？
- 第２章
- よりよいストーリー
- 第３章
- 私たちは何者か？
- 第４章
- 今、私たちにできること
- 第５章
- ニューヒューマニティ宣言
